ダイソーは、お花道具も豊富
生花ハサミ、花瓶(フラワーベース)、お花の栄養剤(延命剤)などのお花道具をダイソーでそろえてみました。
さすが100均最大手ですね。
お花道具の品揃えもとっても豊富です。
実際に購入した以下の商品を、写真付きでレビューしました。
- お花のお手入れに欠かせない『生花ハサミ』
- お花を飾るための『花瓶(フラワーベース)』
- お花を長持ちさせる『栄養剤(延命剤)』
また、花瓶を洗う時に役立つスポンジ、水切り用の桶も紹介しています。
ダイソーの生花ハサミ
ダイソーの園芸コーナーではお花用のハサミが8種類も販売されていました。
そのうち、切花のお手入れに向いている刃がまっすぐなタイプの生花ハサミは5種類でした。
ベーシックで使いやすそうなハサミ2本を購入したので紹介します。
どちらも『ガーデンはさみ』という商品で、違いは刃の幅です。
ガーデンはさみ スリム刃
全長19センチの細長いハサミです。
キッチンハサミくらいのサイズです。
刃先が長く鋭くなっているので、細かいカットに適しています。
刃の部分は、さびに強いステンレス素材です。
使用後に水気と汚れをサッとふき取るだけなので楽ですね。
切断可能な太さについての説明はありませんでした。
ただ、「太い枝や固い木材を切らないでください。」とパッケージ裏のご使用上の注意に書かれていました。
切れ味と切断能力を確かめるために、自宅にあった花で試し切りをしました。
ガーデンはさみ スリム刃で切った切り口
太さ5mmくらいのスプレーマムの茎を切ってみました。
太めの茎でしたが問題なく切れました。
低木のような固めの茎も、しっかり握りこめば切れそうですね。
切断能力は問題なし!という印象です。
残念だったのが、切れ味です。
ザクリとした切り心地で、押しつぶしながら切っているような手ごたえがありました。
茎内部の白い部分がつぶれてしまいました。
- 刃先がスリムで繊細なカットもOK
- 5mmの茎も切断可能
- 切れ味はイマイチで茎がつぶれやすい
ガーデンはさみ 幅広刃
全長17cmの扱いやすいサイズのはさみです。
ハンドル部分は、『ガーデンはさみ スリム刃』と同じ形です。
違うのは、刃の幅と長さです。
幅広の短めの刃で、力強く握りこむことができます。
パッケージにも「小枝などの力強い切断にも対応」と書かれていてます。
切花のお手入れでは、固めの茎のグリーンの取り扱うこともあるので、これくらい丈夫なつくりのハサミだと安心ですね。
刃の素材はさびにくいステンレスです。
簡単なお手入れで長く使えそうですね。
次に、こちらのハサミでも試し切りをしてみました。
ガーデンはさみ 幅広刃の切れ味
試しに、太さ5mmくらいのスプレーマムの茎を切ってみました。
5mmの茎も問題なく切れますが、ちょっと茎がつぶれてひし形になっています。
切れ味は『ガーデンはさみ スリム刃』と同じですね。
- 小枝などの力強い切断にも対応
- 刃はさびにくいステンレス
- 切れ味はイマイチで茎がつぶれやすい
ダイソーの花瓶
100円商品だけでなく150円商品や200円商品もあり、20種類以上取扱いがある店舗もありました。
大きさやデザインや素材も様々で、選ぶ楽しみがあります。
数ある商品の中から、大きさや素材の違う3つを購入しました。
こちらすべて100円商品です!
高さ20センチを超える大きな花瓶も、モダンなデザインの陶器の花瓶も100円です。
簡単ではありますが、紹介していきますね。
20センチ超えの背の高い花瓶
23センチの背の高い花瓶です。
くびれがあるデザインで、お花が広がりすぎずスッキリと飾れます。
今回、花サブスク『ライフルフラワー』のセルフアレンジプランSのお花を活けてみました。
花瓶の背が高いので、茎の長さを生かせますね。
ちょっとお花を詰め込みすぎてしまいましたが、数本をシンプルに飾るほうがオシャレかもしれません。
どんなお花とも相性が良いシンプル花瓶
ガラス製のシンプルで飾るお花を選ばない花瓶です。
高すぎず細すぎず、安定感のある形で倒れにくいのも嬉しいですね。
お花と花瓶のバランスは1:1くらいがキレイだと言われますので、30センチ弱くらいのお花がオススメです。
以下の画像のような、立てた状態で届く花サブスクとの相性が良いですね。
『ブルーミー』のプレミアムプラン、『青山フラワーマーケット』の旬の花定期便S~SS、『Hitohana(ひとはな)』のお花の定期便など、高さ25センチ前後のお花が届きます。
宅急便で届く花サブスクを始めるなら、ひとつ用意しておくと良いかもしれませんね。
モダンデザインがオシャレな陶器の白花瓶
陶器の花瓶で、ガラスとはまた違う魅力がありますね。
いろんなテイストのお花と合うように白を選びました。
ダイソーは陶器の花瓶の種類も豊富で、パステルカラー系のお色や四角い形の花瓶などもありました。
北欧インテリアやモダンインテリアにも合いそうです。
飾ったのは『Hitohana(ひとはな)』のお花の定期便のお花です。
Hitohana(ひとはな)は注文時に色を選べ、思い切って難易度が高そうな『ブラウン』を選んだところ、このようなシックなお花が届きました。
オシャレなお花にも引けを取らない、デザイン性の高い花瓶ですね。
番外編:ダイソーで人気の試験管は花瓶向き?
ダイソーの人気商品『ウッドインテリア試験管』です。
シンプルですがオシャレですね。
しかも試験管が3本も入っているのに100円です。
木枠をペイントしたり、試験管をマスキングテープでデコレーションしたり、自分なりのアレンジができるところも人気の理由のようです。
こちらの試験管、1輪挿しにちょうど良さそうなので購入してみましたが、、、
花瓶として使うには注意が必要!という印象です。
注意するポイントは2つです。
ポイント1:倒れないようにする
全体で100gくらいと軽く、木枠の厚みは3.7センチしかないため、ちょっとぶつかっただけでも倒れてしまいます。
それに、お花は思った以上に重さがあります。
特に、花の部分が。
花部分の重さに耐えきれず茎が折れてしまうこともあるくらいです。
試しにカーネーションで確認してみましょう。
全体の重さ15gのカーネーションを、花と茎に切り分けて、それぞれの重さを計りました。
花の重さは11g。
茎の重さは3g。
花部分はなんと茎の3倍近くの重さです!
頭でっかちなお花を、華奢な木枠と試験管で支えるのはちょっと危険ですね。
ダイソーの試験管を花瓶として使うのであれば、重さのないお花を選んだり、木枠を固定したりなどの工夫をすると安心ですね。
ポイント2:水の量を毎日チェックする
試験管に入れられる水の量が15mlとかなり少ないです。
お花が茎から水を吸収するめ、毎日水は減っていきます。
特に、葉が多い植物だと水の減りは早いです。
それに、夏場など気温が高い環境だと、水面からも水は蒸発してしまいます。
うっかり水切れしてしまった!とならないよう1日1度は水の量を確認したほうが良さそうですね。
試験管の口はかなり狭いです。
写真のようなガーデニング用の水差しがあると便利ですよ。
こちらの水差しもダイソーで販売されています。
- とにかく種類が豊富で、素材やデザインやサイズが選べる
- 高さ23センチの大きい花瓶も100円!
- 人気の試験管は花瓶には向かない
ダイソーのお花の栄養剤(延命剤)
ダイソーの園芸用品コーナーで切花用の栄養剤を見つけました。
商品名 | 切り花ながもち |
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価格 | 100円(税込110円) |
内容量 | 5cc × 7個入り |
成分 | ブドウ糖、硝酸マグネシウム、有機物、防腐剤、水 |
特長 |
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標準使用量 | 500ccの水に対し、本品を1個入れます。 |
小分けタイプの栄養剤です。
コーヒーに入れるミルクポーションのようなパッケージです。
パッケージ正面にも書かれているとおり日本製です。
なんとなく安心感がありますね。
フィルム上の蓋の部分がしっかり糊付けされているので、少々開けにくいです。
開封時に力を入れすぎて、液体が飛び散りそうでした。
500ccの水に1個とありますが、花瓶にはどれくらいの水が入るのか確かめました。
それぞれの花瓶に7分目くらいまで水をいれてみたところ、
左の花瓶から、300cc、200cc、150ccくらいでした。
よほど大きい花瓶でない限り、1つの花瓶で1個使うことはなさそうですね。
小分けになっているのは便利ですが、いつも余って捨ててしまうのでもったいない気がします。
実際に、ミニバラの切り花に使ってみました。
水の入れ替えなし(水が減ったらつぎ足すだけ)の簡単お手入れでも、お花は枯れないのか、水は腐らないのか、チェックしてみましょう。
ミニバラが枯れることもなく、水が濁ったり匂ったりすることもありませんでした。
色あせもなくキレイな色味をキープできていますね。
内側の花びらまで力強く開いて咲いているのも栄養剤のおかげかもしれませんね。
6日以降は徐々にお花がしおれてきました。
品質は問題なしかと思います。
- 小分けタイプ
- 日本製
- お花キレイで、水もくさりにくい
番外編:ペットボトル用のスポンジで花瓶もキレイ
お花を長持ちさせるためにも、花瓶を定期的に洗ってキレイにしておきたいですね。
そんな時は、スリムなスポンジがあると便利です。
ダイソーでは2つのスポンジを購入しましたが、左側の『ペットボトル洗い』がとても使いやすかったです。
ペットボトルの狭い飲み口を通り抜けられるくらいなので、1輪挿しなどの細身の花瓶も問題なく洗えます。
試しに、食器用洗剤で洗ってみました。
全体的に汚れで曇っていましたが、スッキリと透明感がでました。
床の木の節部分もくっきり見えるようになりましたね。
毎日洗う必要はありませんが、定期的に洗ってあげたいですね。
番外編:清潔な水切り用の桶でお花長持ち
お花を長持ちさせるためには、水の中で茎を斜めに切る『水切り』がとても効果的です。
水切り用として、以下3つのポイントを抑えた容器を用意しておくと便利です。
- 両手が入るくらいの大きさ
- 雑菌のないキレイな容器
- 軽くて扱いやすい
私はダイソーのキッチン用の桶を使用しています。
こちらも100円商品です。
大きさも充分で、軽くて洗いやすいです。
水切り用の穴も便利です。
大きくて収納場所に困る!という方は、シリコン製の折りたためるボウルでも良いですね。
ダイソーは特に花瓶がスゴイ!
さすがダイソー、お花道具の品揃えも豊富です。
特に、花瓶の品揃えには驚きました。
大きめの店舗を狙えば、20種類以上あることも。
生花ハサミは切れ味がイマイチだったので、出来ればダイソー以外で購入したほうがいいのかな?と思いました。
お花の瑞々しさや寿命を左右するので、生花ハサミは切れ味にこだわった方がオススメです。
「どの生花ハサミがいいかわからない!」という方は、坂源のハンドクリエーションを検討してみてください。
初心者にもオススメです。
小分けの栄養剤も便利ですが、ホームセンターなどで買った方がお得かな?と思います。
ダイソーのお花道具を色々と紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
商品選びの参考になれば幸いです。
お花のある生活を始めたい方、充実させたい方、是非ダイソーをチェックしてみてください。
美しくおしゃれな花のある暮らしは、気分を明るくしてくれます。
ライフスタイルをちょっと素敵に変えてみませんか?
- bloomee(ブルーミー)
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