セリアのお花道具、100円なのにスゴイ!
オシャレな100円ショップ『セリア(Seria)』でお花道具をそろえました。
もちろん全て100円です!
- お花のお手入れに欠かせない『生花ハサミ』
- お花を飾るための『花瓶(フラワーベース)』
- お花を長持ちさせる『栄養剤(延命剤)』
以上を写真付きでレビューしました。
また、おまけとして花瓶を洗うときに役立ちそうなスポンジも紹介しています。
セリアの生花ハサミ2本
私が訪れたセリアでは、4種類くらい販売されていました。
その中でタイプの違う2本のハサミを選びました。
どちらも「ガーデニングや家庭菜園に最適」と書かれていて、お花のお手入れにぴったりのハサミです。
ステンレスフラワー鋏
全長20センチの大き目のはさみです。
全体的に細長くスタイリッシュな雰囲気です。
刃の部分がステンレスなのでさびにくいです。
使用後にサッと汚れをふき取るだけなので楽ですね。
切断能力は3mm以下です。
ユリやガーベラなど茎の太さが3mmを超えるお花も多いです。
切断能力が物足りないかな?という印象です。
次に、自宅にあったお花で試し切りをしました。
フラワー鋏で切ったバラの切り口
茎の細いバラを切ってみました。
切れましたが、切り口が少々つぶれてガタガタになってしまいました。
ハサミの刃の部分がギザギザしていて、切る時にザクリとした手ごたえがありました。
茎をしっかり掴んで押しつぶしながら切っている感じですね。
だから茎がつぶれてしまうのかな?と思いました。
ちょっと茎へのダメージが気になりますね。
フラワー鋏で切ったコプロスマの切り口
次に固い茎のコプロスマを切ってみました。
切れましたが、キレイな切り口とは言えないですね。
茎の太さが4mmくらいあり、しかも節に近い固い部分だったので、ハサミをしっかり握りこまないと切れませんでした。
しっかり握りこむには、ハサミのハンドル部分が細く薄くて頼りないです。
華奢なハサミなので、3mm以下だとしても固い茎のお手入れを繰り返しているとハサミのかみ合わせが悪くなってしまいそうです。
- ステンレスでさびにくい
- 切断能力は3mmまでと、物足りない
- 切れ味はイマイチで茎がつぶれやすい
- ハンドル部分が細くて頼りない
ステンレス枝切り鋏(直)
明るく華やかなピンク色の可愛らしいハサミです。
ハンドルも刃も厚みがあって、全体的に丈夫そうです。
固い茎を切ることもあるので、これくらいしっかりしていると安心ですね。
切断能力は5mm以下です。
5mmくらいであれば、たいがいのお花は切ることができます。
こちらもステンレスでさびにくい素材です。
使用後にサッと汚れと水気をふき取っておけば、特別なケアをしなくても長く使えそうです。
ちょっと残念だった点があります。以下の写真を見てください。
ハンドル部分にゆがみがありました。
左側と右側の高さに差があるのがわかるかと思います。
今のところ使用していて問題はありませんでしたが、ちょっと残念ですね。
100円ですから、商品によって当たり外れがあるのかもしれません。
次に、こちらのハサミでも試し切りをしてみました。
枝切り鋏で切ったガーベラの切り口
試しに、茎の柔らかいガーベラを切ってみました。
少々茎がつぶれてしまっています。
こちらも刃の部分がギザギザしていて、ザクリとした切り心地です。
枝切りハサミで切ったコプロスマの切り口
次に、茎の固いコプロスマを切ってみました。
切り口がガタガタになってしまっています。
切れ味はイマイチといったところです。
- 厚みのある丈夫なつくりで固い茎も安心
- ステンレスでさびにくい
- ハンドルにゆがみがあった
- 切れ味はイマイチで茎がつぶれやすい
セリアの花瓶5つ
セリアで気になった花瓶(フラワーベース)を5つ購入しました。
3店舗くらいまわりましたが、お店によって販売されている花瓶はまちまちでした。
私個人の好みのせいか、全て透明のガラスの花瓶を購入してしまいました。
つい、どんなお花にも合うので使いやすいので。
1つ1つ、簡単ではありますが紹介していきますね。
プチプラ花サブスクにピッタリな花瓶
高さがなく、口が広いのが特徴です。
口が広いので、お花が小さくまとまらずに、四方に広がるように飾ることができます。
こちらの花瓶、郵便受けに届くタイプの花サブスクにぴったりです!
茎が短くても大丈夫だし、少ないお花でも華やかに見えますね。
ちなみに、活けてあるお花は花サブスク『ライフルフラワー』のライトプランのお花です。
税込み、送料込みで858円とプチプラのお花ですが、お花の広がりをキープしたまま飾れるので華やかですね。
どんなお花にも合うオールマイティな花瓶
高さもそこそこあり、口もそこそこ広い花瓶です。
茎の長さや、お花の本数を選ばず、どんなお花達でも上手に飾れます。
安定感もあるし、透明でシンプルなデザインだし、オールマイティに使える花瓶ですね。
活けてあるお花は花サブスク『ブルーミー』のレギュラープランです。
お花とグリーン合わせて6本です。ちょうど良いサイズ感かと思います。
スリムでエレガントな花瓶
縦長のスリムな形、曲線のデザインがエレガントな印象の花瓶です。
スリムで口がすぼまっているので、1~3本くらいの数輪を飾るのに向いています。
ちょっと無理して6本のお花をいけてみましたが、窮屈そうですね。
シンプルでカジュアルな花瓶
曲線や凹凸のない、シンプルなデザインです。
口元に少々厚みがり、空き瓶やボトルを再利用しているような雰囲気のカジュアル花瓶です。
クラフトタイプのシールを張ったり、麻ひもを巻き付けたりなど、アレンジしてみても可愛いですね。
スターチスやゴールドスティックなど、ドライフラワーを飾ってみました。
素朴なお花にも合いますね。
捨てられてしまう花を救う花瓶
6.2cm四方の小さな花瓶です。
たまに、お花は元気なのに茎が折れてしまったりすることがあります。
花サブスクでお花が折れて届くこともありました。
そんな時に活躍するのが、この小さな花瓶です!
元気な部分を切り取って活けることで、一週間以上楽しむことができました。
せっかく手元に届いたお花ですから、最後の最後までお花を楽しみたいですよね。
茎が折れてしまった時のために、小さな花瓶を用意しておくのはいかがでしょうか。
番外編:割れないビニール花瓶
一風変わったビニールの花瓶もありました。
ガラスの花瓶よりもカジュアルな感じがしますね。
浮き輪のような厚手のビニールな素材で、水を入れると安定して倒れにくくなります。
小さいお子さんやペットがいるなど、花瓶が割れるのが心配でお花を飾れなかった方にも安心して使っていただけそうですね。
販売時は、上記の写真のようにたたまれた状態です。
使わないときは畳めるので収納場所を取らない点も良いですね。
- 店舗によって販売されている花瓶が違う
- プチプラ花サブスク向きの花瓶があった
- 大きい花瓶も100円で買えた
- 倒れても割れないビニール花瓶があった
セリアのお花の栄養剤(延命剤)
セリアでは切り花用の栄養剤も販売されていました。
商品名 | 切り花ながもち活性剤 |
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価格 | 100円(税込110円) |
内容量 | 210ml |
成分 | 植物活性ミネラル |
特長 |
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標準使用量 | 水の量200mlに対し5ml(キャップ1杯) |
たっぷり210ml入り、しかも日本製、もちろん100円です!
安いし、ミニボトルで収納場所をとらないし、気軽に購入できますね。
実際に使用してみました。
5日くらい水の入れ替えをしませんでしたが、お花は瑞々しい状態をキープでき、水が濁ったり臭くなったりすることもありませんでした。
そして、とても便利だったのがボトル後ろのメモリです。
キャップでの計量はもちろん、後ろのメモリで適量を計ることができます。
1メモリ10mlなので、キャップ2杯分です。
お花の栄養剤はキャップで計量するタイプがほとんどです。
液だれしてボトルが汚れてしまったり、うっかりこぼしてしまうこともあって、これが結構悩ましいんですよ。
そんなキャップ計量のプチストレスなしで計れるのは嬉しいですね。
ただ、メモリはシールが貼られている部分だけですが、液はキャップ付近までしっかり入っています。
使い始めはキャップ計量するしかないですね。
だとしても、このメモリは助かります。
- 100円なのに容量もたっぷり
- 日本製
- ボトル裏のメモリで計量できる
番外編:花瓶用のスリムなスポンジ
お花を長持ちさせるためには、花瓶のお手入れも欠かせません。
花瓶は定期的に中性洗剤で洗ってあげたいですね。
でも、花瓶は口がすぼまっている形が多いです。
手を入れてスポンジでゴシゴシ洗うのはなかなか難しいです。
そんな時は、上記の写真のようなスリムなスポンジがあると便利です。
キッチン用品コーナーで販売されています。
試しに洗ってみました。
洗う前の花瓶は、一見キレイに見えますが全体的にうっすら汚れて曇っていました。
洗った後の花瓶は、汚れがキレイに落ちて透明感が出ています。
スポンジを使って食器用洗剤でササッと洗っただけですが、全然違いますね。
スポンジは右側のスリムな方を使いました。
花瓶の口が狭かったので、左側のちょっと幅広のスポンジは入りませんでした。
スポンジ選びに迷ったら、ペットボトルも洗えるようかなり細身のスポンジがオススメです。
ハサミ以外はセリアでバッチリ!
セリアの花瓶と栄養剤、とてもオススメです。
花瓶はシンプルなデザインが多く使いやすいし、
栄養剤の品質も良くミニボトルしかもメモリ付きで便利!
一方、生花ハサミはイマイチでした。
買ったばかりなのに切れ味はイマイチでした。
いつも使っている2,000円くらいの生花ハサミと比べてしまうと、切れ味が全然違いますね。
柔らかい茎でも固い茎でも、茎を全くつぶさずスパっと切れますから。
生花ハサミは少々高くても切れ味が良いものがオススメです。
お花も長持ちするし、なかなか壊れないので長く使えるし、長い目で見れば2,000円のハサミのほうがコスパが良いのでは?と思います。
セリアでそろえたお花道具を紹介してきましたが、いかがでしたか?
商品選びの参考になれば幸いです。
セリアは品揃えはお店によってまちまちだし、商品の入れ替わりも激しいですから、是非お店に立ち寄って探してみてください。
美しくおしゃれな花のある暮らしは、気分を明るくしてくれます。
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